甘味だけの社会の到来

街を歩けばスィーツの店ばかり。
スーパーに入れば甘味ばかり。
旅先のお土産屋も甘味ばかり。

世の中、甘いものに満ち溢れています。

甘味食品の比率が昔に比べて
高くなっていると感じたことは無いでしょうか?

食べ物の味付けは甘味ばかり。
食べ物の全体数として、
砂糖を使わないしょっぱい系の食品が減っているのです。

お菓子ならしょっぱいせんべい、
パンならしょっぱい調理パン(焼きそばパン等)がありますが、
これらのものがメインの棚から下げられ、
あるいは最初から扱っていないということが多々あるのです。
5年前、10年前、20年前、30年前と思い出して下さい。
年数を経ることに甘い食品が増えて、
しょっぱい食品が減っていっています。

ひとつ具体例を上げると、
凄く久しぶりに行った新潟県で売っていたお土産は、
昔は米菓子(せんべいやおかき)ばかりで甘いものは無かったのが
今は甘いものばかりなのです。
お米の県で米菓子県では無かったのですか?
と、その替わり様に驚いたものです。

既に各観光地のお土産屋によっては、
置いてあるものはほとんど甘味だらけで
しょっぱい系は少ないなんてことも多々あります。
置いてあるパンは甘いモノのみということも。

このままでは…
この日本は全て、
甘味のみになってしまう可能性もあるのではないでしょうか?

甘いものしか食べれない社会…
想像するだけでも恐ろしいものです。
そんな社会の到来は杞憂であって欲しいと著者は切に願います。